若い時には、特別なケアはしていなくてもつやつやだった髪の毛が、年齢を重ねるごとに変化を感じてきたら、それは加齢の証拠です。
いつの時代も美しい髪は女性の美の象徴です。年齢や生活習慣に応じたケアをしていきましょう。
頭皮も皮膚の一部です
意外と忘れがちなのが、頭皮も皮膚の一部だという事です。
髪の毛をケアしようと一生懸命、髪の毛そのものにケアをしても意味がありません。
これから生えてくる髪の毛を美しいものにするのには頭皮のケアが肝心です。当たり前のことのようですが、汚れをきちんと落とすことが肝心です。
女性の場合、髪の毛を長くしている人は、なかなか頭皮をきちんと洗えている場合が少ないものです。
頭皮ケアの第一歩はきちんと汚れを落とすことに尽きます。
頭皮ケアの強い味方、シャンプーブラシ
普段のシャンプーからなかなか手が届きにくいような箇所も、美容院でシャンプーしてもらうとすっきりして気持ちいいものです。
なかなか一人では洗いにくい箇所がどうしてもありますので、シャンプーブラシを用いて、持つ手を交互に変えてマッサージするように頭皮ケアしましょう。
指の腹で力を込めないようにマッサージするのが基本ですが、なかなか素人には難しい事なのです。
シャンプーブラシは、過度に力が入りすぎないようにブラシの先端が柔軟なシリコン素材であるものが主流です。
女性の小さな手にもフィットするような設計の物を選びましょう。
頭皮のマッサージで、やわらかな地肌を目指そう
シャンプーの後、タオルで包み込むように水気を取り、育毛ローションを付けてマッサージしましょう。
元気な髪の毛が生まれてくるのは、柔らかい地肌からです。子供~若い時には、柔らかかった地肌も加齢とともに固くなってきます。
押して気持ちのよい部分を、軽めに押してあげましょう。頭には健康増進のツボが多数存在するので、シャンプー後の温まった頭皮の状態で押してあげます。
近年は、薄毛に悩む女性が増えてきたので、女性用の育毛ローションも多数販売されています。
育毛の目的でなくても、頭皮も皮膚と同じなので乾燥しないように保湿してあげることは、美しい髪の毛を作るうえでとても重要なことです。
それと忘れてはいけないのは、紫外線から頭皮を守ることです。頭皮も顔のお肌の一部と考え、紫外線の気になる5月から9月くらいまでは、帽子などで紫外線対策をしましょう。
意外と見えてないところで、頭皮が日焼けを起こしていることがあります。頭皮から紫外線を守ることも大事なケアの一つです。