円形脱毛は、突然なるものです。
メンタル面が強くても、なるものはなる。
しかも原因は不明です。
解決策も、原因が不明なわけですから、何をすれば良いかなんて正直なところわかりません。
しかし、生活習慣を改善することで、脱毛の広がりも止まり、ぷつぷつと髪が生え始めました。
今回は、円形脱毛の体験記について、ご紹介していきます。
まずは皮膚科へ受診をした
後頭部の髪が突然、すっぽりと抜け落ちていました。
友人に教えてもらうまでは、まったく髪が抜けたこと自体、自分ではわからずにいたので、実際のところいつから髪が抜けていたのかはわかりません。
気づいた時には、後頭部に3つ円形脱毛ができており、もう既に広がっていたのでしょう。
そこで病院へ行くことに。
ネットにてどこの病院へ行けば良いかを調べたところ、皮膚科へ受診をすべきだと記載されていたため、皮膚科へ受診しました。
皮膚科では、綿棒の先に液体窒素を塗り、その綿棒で髪の抜けた部分を撫でるようにして治療を行ないました。
刺激をすることにより、髪が再度そこから生えてくるであろうと期待をしたのです。
自宅に帰ってからは、入浴後に専用の薬を毛が抜けた部分に塗る。
これを1年程度続けました。
ストレスを一切抱え込まないようにした
同じように円形脱毛になった人の話しを聞いていると、円形脱毛になったこと自体を気にしすぎるあまり、更に脱毛がひどくなったように感じると話す人がいたので、髪のことはとりあえず気にしないようにしました。
後頭部なので、自分からは見えませんし、とくに気にならなかったのも正直なところです。
また、ストレスであろう要素を軽減するためにも、イライラするようなことは避けるようにしたり、心を落ち着けるためにゆったりとした曲を聞いたりして、休息をとるようにしたりもして、心癒されるひとときを楽しみました。
皮膚科に受診した時に、円形脱毛はひどくなれば前髪もなくなったり、眉毛などの毛という毛が全てなくなる場合もあると聞いていたので、気にしないようにしたのです。
忘れようとすれば忘れられないものなので、その期間没頭できる何かを見つけるようにすると、自然と脱毛のことは考えずにいられたりもします。
音楽を聞いたり、長編のコミックを読んだりするなど。
何か没頭できるものを、一度探してみることがおすすめです。
お風呂でリラックスする習慣を身に付けた
お風呂でリラックスすることにより、心身の緊張はほぐれやすくなると言われています。
心身の緊張がほぐれることで、便秘対策にも繋がったり、なかなか寝付けない日でも、ぐっすりと眠れるようになるとも言われています。
普段からシャワーのみの入浴習慣の方は、おそらく体も疲労を蓄積していることでしょう。
そこでゆったりと体に無理のない範囲で、入浴を楽しまれてみてはいかがでしょうか?
しかしながら、急にゆっくりと入浴をするというのは、意外と難しいものなのです。
湯船で温まっている間、暇で仕方がありません。
そこで、スマホゲームを楽しんだり、コミックを読んだりなど、ここでも何か没頭できるものを見つけて、楽しまれてみても良いかもしれません。
ただし、あまりにも没頭しすぎることで、湯あたりしてしまうこともあるため、少しでも疲労を感じるようなことになれば、長風呂をされることは避けた方が無難です。
食生活の改善も行なった
円形脱毛は、何が原因かがわかりません。
その為、体を支える要素の一つ、食生活の改善も欠かせないと言えるでしょう。
普段からお菓子を食べる習慣が多い人などは、なるべく控えるようにして、夕食時にしっかりと栄養素を摂取できるように、多くの食材を摂るようにしておきます。
栄養の偏りや、普段から添加物の多い食事を摂ること、過度なダイエットなども円形脱毛に繋がると言われているようです。
円形脱毛を境に、食生活の基盤を整えるだけでも、もしかするとその状況を改善できるかもしれません。
筆者である私の場合は、和食を中心とした食事を行ない、菓子類などは口にしませんでした。
もちろんジュースなども控えるようにして、三食しっかりと決まった時間に食べるようにしました。
まとめ
円形脱毛は、病気のサインである場合もあり、何が原因かについては皮膚科医師などにしか判断ができないものです。
しかし、もし生活習慣が原因かもしれないと言われた場合には、その期間のみ少し体に優しい生活を試みても良いのではないでしょうか?
今回ご紹介した内容は、あくまで筆者個人に関するものなので、全ての人に言えることではありません。
また筆者である私は、いろいろ実践していましたが、最初はどんどん脱毛が広がっていました。
半年程度かけて少しずつおさまりを見せ、1年かけて髪が少しずつ生えたので、円形脱毛は長期に及ぶケースもあります。
皮膚科医師などとも相談をしながら、今できることから少しずつ、体に優しい生活を始めていかれることをおすすめします。