薄毛治療は病院に行くべき？治療期間や費用はどのくらい？

薄毛治療を行い、効率的に髪の発毛や育毛を期待するのであれば病院で専門医の診察を受けて、治療方針を決定してもらった方が良いです。
 
脱毛症も様々な種類があって、皮膚の疾患や体のほかの病気が影響して毛が抜けやすくなっている可能性もあるためです。それぞれの症状に適している対応を取らなければ、状態の改善がいつまでも望めない結果となってしまいます。
 

AGAの治療期間は薬の効果があるかが大切

 
AGAによる薄毛治療は、内服薬や外用薬などが効き始めて男性ホルモンのコントロールができるようになり、毛周期が正常化してくることが大切になるため、治療期間は半年ほどを考えておくべきです。
 
個人差があるため早い人は3か月程度で変化を感じることができる人もいれば、1年ほどかかる場合もあります。1年が経過しても変化が感じられない場合には、治療方針を変えてもらった方が良いです。
 
薬代は1か月分で7,000円程度になり、他にも特別な治療などが加われば月に30,000円を超える場合もあります。通院は月に1度程度のことが多いですが、病院の方針によっても違ってくるため確認しておくべきです。最初に行われる病院のカウンセリングのときに薄毛治療について詳しい説明を受けて、費用についても説明が行われますが、心配であれば見積もりを依頼すると良いです。
 

女性に多い脱毛症の治療期間や費用

 

 
女性にも増えてきている脱毛症もホルモンバランスが乱れていることによるものが多く、薄毛治療には半年から1年ほどの治療期間が必要になります。
女性用の薬が以前は少なかったため、長期的にかかることが多かったのですが、有効性が期待できる薬の数も増えています。
 
費用も男性とそれほど差がなく、治療を行うことが可能です。
妊娠出産による脱毛は通常、分娩後6か月程度で回復し、必要な栄養素が吸収できていれば自然な回復も望めます。いつまでも改善しない場合にはホルモン剤などによるコントロールすることで、改善が期待できます。
 

薬物により起きてしまう脱毛への対処の仕方

 
抗がん剤など薬による脱毛は、薬剤投与を受けている間は毛が抜け落ちることを薬で止めるようなことはできません。
薬剤投与が終わればまた自然と生えてくるようになります。
 
医療用ウイッグなどがあるので、毛が生えてくるまで着用して過ごすと良いです。
自然な髪を再現したウィッグが増えているので、着用していてもそれほど違和感を感じることはなくなってきています。