薄毛治療にかかる費用はどのくらい？どんな治療をするの？

加齢やホルモンバランス、紫外線が原因で薄毛や抜け毛といった症状が引き起こります。
 
これらの症状はよく男性に見られるものだと感じる人は多いですが、実は女性も頭皮の疾患に悩まされてる人は少なくありません。

即効性を重視するなら

 
これらの症状を緩和させるためテレビや雑誌を初めとしたメディアは、サプリメントやオーダーメイドのウィッグの販売、宣伝をしておりそれらを目にする機会は多いでしょう。
しかしこれらの効果は実感するのが長くかかったり、一時的に見た目をごまかすための手段でしかありません。
 
その為皮膚科へ受診して植毛という治療を試みるケースは多く、これによって長期的理想の見た目を実現できます。
 

植毛治療方法について

 

 
植毛治療には人工毛を使うのと自毛を使う2種類の方法があり、それぞれ長所と短所が存在します。ポリエチレン・テレフタレートという人工血管や皮膚に使用される素材を使って行う人工植毛は、一度で効果が実感でき本数も必要分だけ用意できるメリットがあります。
 
その反面定期的なメンテナンスが必要であり、自分の細胞でないものを組み込むので副作用のリスクなどが挙げられます。
 
一方自分の髪の毛を皮膚ごと採取して行う自毛植毛は作る本数が限られ、結果が出るまで時間がかかる短所があります。
けれどもこの方法は拒絶反応が少なく、高い生着率を誇る利点があり治療を考える際は自分に合ったものを選ぶことが大切です。
 

費用は想像以上に高め？

 
しかし薄毛に対する費用は決して安くは無く、植毛する本数によって金額が異なります。
人工と自毛の場合後者が高額のものになり、最低でも80万円以上は覚悟する必要があります。約500から750本の植毛ですでに60万円以上の相場が決まっており、頭部全体が薄毛になった場合必要になる本数は約2000から2500本になりこの頃になると費用が最高で200万円以上にもなります。
 
なので植毛を考えるのはあくまで最終手段と考える方が良く、費用を抑えて薄毛の症状を緩和させたいと考えるのなら生活習慣を工夫すると良いでしょう。
 
適度な運動や十分な睡眠、髪の毛の元になるアミノ酸を含んだバランスの良い食事を心がけるだけでも頭皮環境を良くします。
またシャンプーを変えるだけでも、薄毛や抜け毛の進行を抑えられ実は自分の頭皮に合ない商品が原因で髪の量が減少することもあるので試してみて損はないでしょう。
 
これは男女にも言えることであり、皮膚が乾燥、敏感体質の人はアミノ酸系の低刺激のシャンプーを購入するとおすすめです。一方頭皮が比較的強く硬い髪質の人なら脂肪酸ナトリウムが含まれた石鹸シャンプーを使用するとおすすめです。