頭のてっぺんの辺りが薄くなってきてつむじの辺りが少し寒く感じられるようになってきてしまう人も大勢います。
鏡で前から見てもそれほど気づかないためにかなり進行してからその状況に気づいて愕然とする場合もありますが、そういったときにでも効果的な育毛方法があります。
男性に多いタイプの一つ
男性が薄毛になってしまうときに多いタイプの一つが頭のてっぺんの辺りから薄くなってきてしまうというものです。こういったタイプの場合には男性型脱毛症が原因であるということがよくあります。
男性型脱毛症とは男性ホルモンの影響を受けて脱毛が進行してしまうものであり、遺伝の影響も受けるものとされて遺伝子検査で判明させることも可能になっています。頭皮に男性ホルモンからできるデヒドロテストステロンと呼ばれる物質が高濃度でできてしまうというのが問題となっているのが男性型脱毛症の場合であり、それが頭のてっぺんに集まってしまっているためにこういったタイプの薄毛になってしまうのです。
こういった状況になってしまったときには薬を使った育毛治療が最も効果的です。デヒドロテストステロンの生成を抑えられる薬があるため、医師に相談して処方してもらうと効果的な治療を行っていくことができるでしょう。
紫外線の影響も大きい場所
頭のてっぺんは太陽の光が当たりやすい場所でもあるということに注意しましょう。つむじのあたりは頭皮が直接露出してしまっていることも多く、頭皮が直接に太陽の光の紫外線の影響を受けてしまいやすくなっています。
また、つむじの辺りは髪の毛に覆われていないために乾燥も起こしやすく、頭皮の肌の状態が悪くなってしまいやすいのです。それが原因で髪の毛が抜けやすくなってしまったり、伸びにくくなってしまったりすることもあります。帽子をかぶるようにしたり、ヘアケアを十分に行ったりすることで育毛を促進することができると期待できます。
ヘアスタイルの影響もあり得る
育毛を促進する上でヘアスタイルへの配慮も必要になる場合があります。
女性の場合にはツインテールなどにして髪をしっかりと引っ張って縛っていることがあるでしょう。そういうときに力が最も大きくかかるのが頭のてっぺんの辺りであり、絶えずかかってしまっている力の影響を受けて育毛が妨げられてしまっていることがあります。
そのため、ヘアスタイルを変えて力が加わらないようにしてあげると髪の毛が自然にのびやすくなるでしょう。