薄毛に悩んでしまうという人も増えてきていますが、その髪の減り方も様々です。
なんとなく髪が細くなってきて全体的に減ってきてしまった気がするというときにはどういった育毛方法が適切なのでしょうか。
原因を考えて効果的な方法を行っていきましょう。
細い髪になって減ってしまっている原因
髪の毛が細いと感じたり、全体的に減ってきてしまっているというときには、正常はヘアサイクルが動いていないというのが原因になっています。
髪が生えてそれがしっかりと太く伸びて、しばらくすると抜け落ちていくというヘアサイクルがしっかりと機能していないために、太くなれなかったり、伸びなかったり、早く抜け落ちてしまったりするようになってしまっているのです。
こういうときの育毛には二つのアプローチで髪に働きかけていきましょう。
栄養補給で実現する育毛
髪が細い原因として十分に髪に栄養が与えられていないという可能性があり、食生活を見なおしてみるということが大切になります。
髪の毛はほとんどがタンパク質からできているため、しっかりとタンパク質を摂取できているかということを考えてみることが欠かせません。
それに加えて、髪を構成するタンパク質であるケラチンを作ったり、髪の毛の細胞を増やしたりするためには亜鉛、ビタミンB6、鉄といった栄養が必要であることが知られています。
こういった栄養をしっかりと摂ることによって全体的に髪を増やしながら、一本一本の髪も太くしていくことができるようになるでしょう。
血行促進で育毛も促進
栄養は十分にとれているという人でも髪が薄く細くなっていくことがあります。
その場合に疑ってみるべきなのが全身の血行状態です。
貧血気味であったり、肌の状態が良くなかったり、冷えや肩こり、むくみなどに悩まされている人の場合には血行状態があまり良くないということを自覚して対策を取ることが育毛につながります。
こういった状況は全身への血液の供給がうまくできていないため、当然頭皮にも血液が行き届いていません。
それが髪の毛の栄養不足や酸素不足につながってしまい、育毛が妨げられてしまっているのです。
そのため、軽い運動をする習慣を作ったり、血液サラサラ成分と呼ばれるDHAやEPA、オメガ3脂肪酸などの摂取を行ったりして血行を改善していくことが大切です。
貧血気味の場合には造血も促すことが必要になるので鉄や葉酸の摂取も行っていくことで育毛を促しましょう。