産毛が抜け毛に混ざったら育毛をしなければいけない?

産毛が抜け毛に混ざったら育毛をしなければいけない?

髪の毛にはサイクルがあります。成長期、退行期、休止期を繰り返すことにより抜けても再び生えてくるのですが、このサイクルが乱れると薄毛や抜け毛の原因になりますので気をつけなければなりません。
 
薄毛や抜け毛の原因には様々なことが考えられ、遺伝的要因や生活習慣、ストレスなどが関係しているといわれていますが、大抵は一つだけでなく複数の要因が複雑に絡み合っています。
 
中には心配のない抜け毛というものも存在しますので、何らかの対処が必要かどうかを見極めなければなりません。

育毛対策が必要なケース

 
育毛対策が必要なケースとして、産毛の状態の髪の毛が抜けてしまうといったことがあげられます。産毛ということはまだ成長期にあたり、これから少しずつ太くしっかりとした毛質に成長していく頃です。
 
健康な状態ならその段階で抜けることはないのですが、何らかの要因で成長していくことが困難になり、サイクルが乱れていると考えられます。
 
成長期の髪の毛が抜け始まると、髪の毛の生成量よりも抜ける量の方が多くなってしまい、薄毛が目立ってきますので、まずは原因を探らなければなりません。
 

産毛の段階で抜ける要因とは


 
産毛の段階で抜けてしまう場合、最初に頭皮の状態を確認する必要があります。頭皮の状態が悪くなると、毛母細胞の働きも鈍ります。
 
赤みがあったり皮膚が剥けていたり痒みを感じている時には特に注意しなければなりません。毎日行うシャンプーは刺激の少ないものに変更し、パーマや毛染めも一時的にお休みするべきです。
 
育毛剤を使用する時には、まずは成分をチェックして必要な効能が得られるものを選択します。その上で、実際に使ってみて皮膚に影響が出ないことを確認しながらケアを行います。育毛剤は少なくとも半年程度は継続し、その経過をじっくりと観察することが大切です。
 

発毛よりも育毛の方が効果が出やすい

 
髪の毛の成長に何らかの問題が生じた時、新たに髪の毛を生えさせるためのケアを行うよりは、既に生えている髪の毛を太くて丈夫なものにするためのケアを行う方が効果が出やすいと言われています。
 
細くて弱々しい髪の毛であっても、現在生えているということは毛母細胞の細胞分裂が行われていますので、それを活性化させることにより毛質を変化させていくことができます。
 
現在売られているグッズも育毛用がほとんどですので、まずは今生えている髪の毛のサイクルを整えることから始めることが大切です。

おすすめの薄毛・抜け毛対策は…
関連記事はこちら