1日に髪がどのくらい伸びるかについて、考えたことはありませんか?
よく美容室では、『1ヶ月でおよそ〇センチ程度伸びるので、その分カットするようにしますね。』というような会話を耳にします。
何気なく伸びている髪。
一体、1日でどの程度伸びるのでしょうか?
また、効率的に伸ばす方法はあるのでしょうか?
1日に伸びる長さとは?
髪は伸びるのが速い人もいれば、遅い人もいます。
1ヶ月に1回必ず美容室に行かなければいけない人もいれば、3~4ヶ月に1回程度のカットで問題ない人もいるわけです。
髪型や髪の癖の具合によっても左右されますが、『なるべくなら毎月のようにカットは避けたい。』このように考える人も多いのでは?
ちなみに髪は、1ヶ月でわずか1センチ程度しか伸びないと言われています。
いくら髪が速く伸びる人でも、1ヶ月に2センチも3センチも伸びるというのは難しいことなのです。
※日本人の場合、1日に髪が伸びる長さは、0.4センチ前後であるとの情報も。
単純に、女性がショートにして一度も美容室に行かず、胸の周辺まで髪を伸ばそうと考えると約2年必要になる計算です。
※約25センチの伸びしろとして計算
この間に数回美容室に行きカットすれば、それほど髪の伸びる速度は遅くなるわけですから、ロングになるまで伸ばそうと考えると、相当な年月が必要になるのです。
髪ってすぐに伸びるイメージですが、数値化してみると、実際はそんなに伸びないということに気づかされます。
年齢で伸びる速さは違うの?
年齢で、髪の伸びる速さは変わるという話しを耳にします。
髪も老化しますので、老化が始まると、伸びる速さも遅くなると言われているのです。
一方で、10代や20代の時よりも、30代になってから急にカットの回数が増えた。
なんて話しをする方もいます。
髪は女性ホルモンと深く関係しており、男性ホルモンの分泌量が多い時期は、男性ホルモンの影響を受けて、髪の伸びが遅くなるとの話しもあります。
10代の頃などはまだホルモンバランスが安定していませんし、成長段階のために、男性ホルモンを多く分泌する時期でもあります。
しかし、20代を超えるとホルモンバランスは比較的安定し、女性ホルモンもしっかりと分泌できるようになると言われています。
このようなホルモンの関係により、20代を超えてから髪が伸びやすくなったと感じる人が出てくるのかもしれません。
効率的に伸ばす方法は?
髪を伸ばすには、良性たんぱく質を摂取する習慣を作ることや、海藻類を多めに食べることや、髪が傷まないようにケアを怠らないことなど、さまざまな噂が流れています。
しかし、髪は遺伝にも大きく関係していると言われていて、そもそも髪が伸びにくい家系の人の場合は、髪を速く伸ばすことを考えるよりも、カットする回数を少なめにすることや、髪が傷まないようなケアの優先順位が高まるように思います。
髪に良いとされる食材の摂取をすることは、大切なことなのかもしれません。
しかし、そればかりを口にして栄養が偏ってしまっては、髪にも良い影響を与えるとは考えにくいですよね。
また、育毛を期待できるシャンプーの販売も行われていますが、実際に使用してみて『本当に伸びているのかな?』と疑問を抱く人も少なくありません。
髪に良い影響を与えるためには、規則正しい生活とバランスの取れた食事。
これを優先して行なうことなのかもしれません。
ちなみに生活面が乱れてくると、男性ホルモンの分泌量が増えると言われています。
『女性の男性化』なんて言葉を耳にすることがあるほど、今男性ホルモンの分泌量が高い女性が増えているのだそうです。
それは、生活環境の乱れが大きな原因であると言われています。
また、ジャンクフードを摂取する回数が多い人なども、男性ホルモンの分泌量が増える原因になると言われているので、髪を速く伸ばしたいと考えるのであれば、この辺りの注意も必要になるわけです。
まとめ
今回は、髪が1ヶ月や1日でどれぐらい伸びるかに合わせて、髪を効率的に伸ばす方法についてもご紹介しました。
今回の内容をおさらいすると
・1日に伸びる長さは0.4センチ前後
・1ヶ月に伸びる長さは1センチ程度
・髪の伸びる長さは、多少年齢に左右される
・髪を効率的に伸ばす方法は、生活環境を整えること
上記のようになります。
髪が速く伸びて欲しい。
これは多くの女性が抱える願望です。
しかし、あまり考えすぎると、これがストレスになる可能性も否定はできません。
何も考えずに毎日を楽しく過ごしていれば、それだけで髪の伸びる速さも増すかもしれません。
生活環境を整えながら、再度食生活を見直しつつ、ある程度髪が落ち着けば節約がてらカットの回数も軽減して、気長に髪が伸びるのを待ちましょう。