コーヒーを日頃から飲まれている方は多くいると思いますが、これは薄毛に関して言うと良いという意見とよくないという意見が混在しています。
そのため、どちらが正しいのか?と迷ってしまう現実があるのですが、実際どっちが正しいとも言えない。
というのが正しい見解となるのかもしれないのです。
それはどういうことか?というと、薄毛に対して良い面もあれば、悪い面もあり、メリット、デメリットが同程度あるので、飲んだ方が良いのか?飲まない方が良いのか?迷うからです。
コーヒーを飲むと血流がよくなる
コーヒーにはクロロゲン酸という、ポリフェノールの仲間が含まれています。
このクロロゲン酸は身体の血流を促進し、血の巡りをよくしてくれる効果があります。
そのため、血液の流れと共に、全身に栄養分なども行き渡りやすくなるので、髪の毛にちゃんと栄養がいきわたり、薄毛になるリスクがその分少なくなると言えます。
コーヒーはAGAの発生リスクを下げてくれる
AGAの原因とされているジヒドロテストステロンという物質があります。
これは体内にずっと留まり続けるわけではないのですが、排出することができるのは汗や尿が出たときのみとされています。
そのために汗が出やすくなる熱いコーヒーを飲むこともそうですが、何よりもコーヒーのカフェインには利尿作用があるため、尿が出やすくなります。
その結果、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロンが体外に排出されやすくなるために、AGAになるリスクが下がるということなのです。
熱いコーヒーを飲んでも身体が逆に冷える!?
これは多くの人の常識を覆す理論かもしれませんが、これがコーヒーが薄毛にとってよくない理由の1つにもなります。
基本的に暑い地域でとれるものは身体を冷やし、寒い地域でとれるものは身体を温める効果があるとされています。
だいたいオレンジ、グレープフルーツなどの果実は、暑い地域でとれますが、暑い時期に食べて身体を冷やすことも多いです。
それと同様の理屈で、実はコーヒーも暑い地域でとれるために、熱いコーヒーを飲んでも、身体が温まったと思ったのは気のせいで、実は冷えているのだそうです。
身体が冷えると血行が悪くなり、髪の毛に栄養分が届きづらいので、薄毛になるリスクが増えてしまいます。
また、コーヒーを飲みすぎると眠れなくなることから、髪の毛の成長に必要な睡眠がとれないという指摘もあります。
以上の点を踏まえて、コーヒーは飲んでも良いのか?飲んだらマズイのか?を自身で考えてみましょう。
コーヒーを飲まなくても構いませんが、飲んだとしても致命的な原因になることは考えづらいのではないでしょうか?