朝学校や会社に行く前に洗髪をしてから行くという方もいるのではないでしょうか?
朝シャンをする理由は、夏など寝ている間に汗をかいたのを洗い流したかったり、寝癖を直したかったりするのが主な理由だと思います。
ただ、夜も普通にお風呂に入って髪の毛や頭皮を洗っているのであれば、実は朝シャンはデメリットが大きいケースもあるのです。
朝シャンは時間のないときに行う
学校に行くにしろ、会社に行くにしろ、朝シャンをやる時間帯というのは、遅刻をしたらマズイという切迫感のある中で行うので、そんなに長くやっている時間はありません。
すると、髪の毛を洗ったときにすすぎが不十分になり、シャンプーやコンディショナーの液がまだわずかに頭皮に残っていたりすることがあります。
すうと、それが毛穴を塞いでしまい、抜け毛の原因になってしまうことがあるのです。
シャンプーなどを使わずにシャワーで軽く洗い流すだけであれば良いかもしれません。
日中頭皮を守ってくれる皮脂が洗い流されてしまうリスク
皮脂は多く分泌されていると、それが毛穴に詰まってしまい、それはそれで抜け毛の原因にもなりますが、ちゃんと夜に洗髪ができていれば、過剰な皮脂の分泌は起きていないと思われます。
ただ、朝に洗髪をして皮脂を必要以上にとってしまうと、紫外線がダイレクトで頭皮に注ぎ込み、頭皮への影響がとても大きくなってしまうのです。
それによって抜け毛が起きてしまうこともありますから、皮脂はある程度はあった方が良いのです。
洗髪の回数を増やすと、単純に抜け毛が増える
髪を洗うときに間違いなく髪の毛は抜けています。それを1日2回にすると、抜け毛の数も2倍になりやすいということです。
基本的には1日1回の洗髪で落とさないといけない汚れや皮脂は十分洗い流せるとされているので、2回以上洗うメリットはあまりありません。
本人の感じ方の問題、自己満足ということになってしまうのかもしれません。
1日1回、基本的には夜に洗髪をしてもらえれば、それだけで十分髪の毛や頭皮を洗ったと言えますから、どうしても朝起きたときに気になる方はシャワーのみで軽く洗う程度にしてみてはいかがでしょうか?
朝シャンをやっている人は多いと思いますが、結構抜け毛や薄毛への影響は甚大です。
特にたまにやるのなら良いですけど、習慣化していると、それがどんどん積み重なっていってしまうので、早く朝シャンのもたらす問題点に気付いてほしいと思います。