育毛剤の種類は大きく分けて4つです。
1:男性ホルモン抑制型
2:血行促進型
3:細胞活性型
4:皮脂分泌抑制型
まず「男性ホルモン抑制型」ですが、薄毛になる要因の1つにDHTというホルモンといった脱毛を促進する男性ホルモンが生まれる事があげられます。これは男性ホルモンの「テストステロン」が5αリダクターゼと結合する事から生まれるものです。このDHTは発毛を止めてしまう作用がある為に、これによって薄毛となってしまうのです。つまり「男性ホルモン抑制型」の育毛剤には、このDHTの働きを抑制する効果があるのです。
次に「血行促進型」。薄毛の要因には血行不良があります。通常は毛細血管を通り毛乳頭に栄養が運ばれ健康な髪が作られますが、血行不良になると栄養が行き渡らず健康的な髪を作れなくなってしまいます。それを改善するのが「血行促進型」の育毛剤で、血行を良くして栄養を運ぶようにする効果があります。
3つ目に「細胞活性型」、人の毛根には髪の毛を作る毛母細胞という細胞があります。この毛母細胞は、栄養が不足すると活動が停止し、人の髪の毛は落ち、毛が生えなくなります。その毛母細胞の活動を再開させようと働きかける役目をするのが、細胞活性型の育毛剤になります。
最後に「皮脂分泌抑制型」ですが、皮脂は頭皮を守るのにも必要なものではありますが、これが多すぎると毛穴が埋まる要因となり、髪が成長できなくなってしまいます。いわゆる頭がベタベタする現象です。そこで「皮脂分泌抑制型」の育毛剤で毛穴に埋まった皮脂を取り除く効果と、分泌を抑えてくれる効果があります。