プロペシアを長年服用し続けた人が、副作用により髪が抜けてしまった・・・。
なんて話しをネットで見かけました。
そこでこの情報が事実なのかを調べてみました。
どんな後遺症があるか確認されていない?
アメリカではプロペシアによる後遺症で、起訴を行なった人がいるなんて話しがネット上で流れています。
薬害起訴・・・。
ここまでこの薬に対する副作用は、深刻として考えられているようです。
しかしこれらの全ては必ずしも、この薬によるものかは立証されていませんし、副作用を発症することは全体の2.5%程度だと言われています。
この薬を服用している人の数はとても多く、その人達全てに副作用が起きているわけではないのです。
プロペシアで髪が抜ける??
プロペシアを飲み始めて、最初の半年程度は効果を得られたから、2年や3年に渡り薬を飲み続けた人が、今度は逆に薬の副作用でどんどん髪が抜けていった・・・。なんて話しがネット上に流れていました。
実際にこの様な症状が本当に起こるものなのかを皮膚科の専門医に聞いたところ、副作用としてはこれらの事象は確認されていないようです。
しかし薬である以上は副作用がつきもののようなので、薄毛を治す目的で始めたことが、どんどん薄毛を悪化させてしまったのでは辛いので、副作用については重々確認しておいた方が良いでしょう。
※一部飲み始めに初期脱毛が起こると言う説も、少なからず存在はしているようです。
飲み続けると効果がなくなる
抗生物質の薬を飲むように言われて、最初は定期的に飲んでいたものの、飲み忘れることが多くなり飲んだり飲まなかったりを繰り返すうちに、逆に細菌が体の中に大量に発生してしまうなんて話しを聞いたことはありませんか?
どんな薬でもこれと似たような状態は起こってしまうようで、プロペシアの場合も飲んだり飲まなかったりを繰り返すうちに、体にこの薬に対する抵抗力が生まれてしまい、薬を飲んでも効かないと言う状態ができてしまうようです。
更に長期に渡り同じ薬を飲み続けることで、上記と同じように薬に対する抵抗力が生まれてしまい、薬が効かなくなってしまうのだとか・・・。
どんな薬も長期的に服用しては、意味を成さなくなってしまうようです。
そこでプロペシアの場合であれば、半年間続けてみて効果を感じない場合は、すぐに辞めるように言われてしまいます。
この様に薬は長期に渡り飲むようなものではありませんし、副作用かと思っていた症状は、もしかしたら単に薬が効かなくなってしまっているのかもしれません。