最強に髪をいたわる方法として人気の高い【湯シャン】!
育毛を考える人にも、【湯シャン】は良いケア方法になるかもしれません。
ちなみに【湯シャン】を行なう時は、上手に行なうためのいくつかのステップがあると言われています。
そこで今回は、『髪に優しい【湯シャン】!上手に行なうためのステップ』についてご紹介していきます。
入浴前に髪をブラシでとかす
【湯シャン】を開始したばかりの頃は、髪のまとまりよりも、ごわつきを感じてしまい、髪がからまったかのように感じることも多々あります。
【湯シャン】を行なう時は、シャンプーを使用しないだけではなく、リンスも使用することがなくなります。
その為、いつもの髪とは全くことなり、バシバシとした人形の髪のような質感になることもあります。
髪の絡まりを感じたら、入浴前にブラシで綺麗にとかしてあげることがおすすめです。
髪を濡らした後では、上手く絡まりをほどくことが難しくなりますし、濡れた髪に刺激を与えてしまうことで、髪へのダメージは増すばかりです。
入浴前は髪の絡まりの有無にかかわらず、髪をとかしてから入浴を行なう習慣作りを、常に行なうようにしておくと良いと言えるでしょう。
お湯の設定温度を低めにしておく
髪のいたわりを考えて【湯シャン】を行なう場合、お湯の設定温度は低めにしておくことが大切です。
あまりにも高い温度にて【湯シャン】を行なってしまうと、過度に頭皮の油分が落ちてしまい、シャンプーを使用した時となんらかわりのない状態ができてしまうそうです。
化学物質でできたシャンプーを使用していないだけまだマシ。
程度のものとなってしまうのですね。
これでは、【湯シャン】を行なった意味も薄れてしまいます。
ちなみに【湯シャン】を行なう時には、36度~39度程度のぬるめのお湯が良いとされているようです。
この辺りの温度のお湯で洗髪することにより、適度に頭皮の油分を残し、頭皮や髪の乾燥を軽減してくれると言われています。
可能であれば、湯沸かし器の温度調整にて、予め温度の調整を行うようにしておくと良いでしょう。
ただし、これからの時期は冷えますよね。
あまりにもぬるめのお湯を使用してしまうと、寒さを感じることになるでしょう。
そこでまずは浴室の温度を高め、ぬるめのお湯を使用しても寒さを感じないような、適度な入浴環境を作ることも大切になってきますね。
ぬるめのお湯でゆっくりと洗髪する
シャンプーを使用している時よりも、洗浄力という面では劣ってしまう【湯シャン】。
さっとお湯で流して終わり程度の洗髪になってしまう場合、頭皮の汚れや油分の残りにより、髪に悪影響を与えてしまいそうです。
もちろん抜け毛の原因にも繋がることでしょう。
【湯シャン】を行なう時は、いつも以上にゆっくりとお湯をかけて毛穴を開き、毛穴の奥の汚れまで溶かして洗うようなイメージで、洗髪を行なう必要があります。
自然とお湯をかける時間も、長くなってしまうことでしょう。
おそらくお湯をかけている時に、頭皮のベタつきを感じる人もいるはず!
【湯シャン】を行なう時は、頭皮のベタつきが軽減されるまでは、しっかりとお湯にて汚れを流してあげることが大切です。
ただし、頭皮を過度にこする必要はありません。
頭皮をしっかりと揉みこむようにこすってしまうと、髪へのダメージも増しますし、頭皮が摩擦により揺れ動いてしまうことで、綺麗に毛穴を洗浄することができないようになるそうです。
優しく洗い流す。
これもまた、【湯シャン】に大切な要素の一つだと言えるかもしれません。
タオルドライをする時は優しく水分を吸収させる
【湯シャン】が完了して、タオルドライを行なう時に、タオルで頭を覆って、ガシガシとこするようにして拭いてしまっていませんか?
水分を吸収してキューティクルの開いた髪には、それが大変大きなダメージになります。
タオルドライをする時は、タオルで髪を覆うようにして、その上から優しくポンポンと叩くようなイメージで、水分を吸収させることが良いとされています。
おそらく美容室などでも、洗髪後はそのような方法にて、タオルドライを行なわれているのではないでしょうか?
【湯シャン】をして髪をいたわったとしても、タオルドライにてせっかくの【湯シャン】のメリットを半減させてしまっては、台無しになってしまいますよね。
とくに普段から抜け毛に悩む人は、濡れた髪にダメージを与えてしまい、抜け毛の原因を作ってしまうことのないように注意しておきましょう!
まとめ
【湯シャン】は、お湯で洗うだけで完了。
シャンプーさえ使わなければ、それだけでOK!
なんてものではありません。
間違った方法にて【湯シャン】を行なうことにより、シャンプーをしている時と同様か、それ以上のストレスを髪に与えてしまうこともあります。
【湯シャン】を行なう時には
・入浴前に髪をブラシでとかす
・お湯の設定温度を低めにしておく
・ぬるめのお湯でゆっくりと洗髪する
・タオルドライをする時は優しく水分を吸収させる
上記ポイントにも注目して、行なうようにされることもおすすめです。