実際に体験してみて感じた！【湯シャン】のデメリット３つ

何ごとも、実際に体験してみなければ、そのメリットもデメリットもわかりにくいものです。
そこで実際に【湯シャン】についても体験してみることにしました。
 
本来【湯シャン】は、1ヶ月程度実施してこそ良さがあると言われていますが、筆者である私の場合は、2週間でギブアップをしてしまいました。
今回は、私が実際に体験して感じた、【湯シャン】のデメリットについてご紹介していきます。
 

髪がバシバシと乾燥するようになった

 
【湯シャン】を行なうと、自分の頭皮から放つ油分によって、髪が潤うようになると言われています。
その為、【湯シャン】を行なうと、シャンプーのみならず、リンスやトリートメントも必要がなくなると言われているようです。
 
しかし、実際に【湯シャン】を体験してみると、油分により髪が潤うばかりか、髪はバシバシになって人形の髪のような状態になってしまいました。
もちろん髪が潤う実感も得られないまま、2週間を終えることになったのです。
 
そもそも【湯シャン】は、ある程度肌が油分によって潤いを保てる人でなければ、難しいことなのかもしれません。
入浴時のお湯の温度が高めを好む人の場合や、極度の乾燥肌の人の場合は、私のように髪が乾燥してしまい、髪がキシキシとキシむ感じが残るのみで終わってしまう可能性も高まることでしょう。
 
2週間という期間が短期間であり、これからメリットが得られる期間に突入する頃だったのかもしれませんが、私はどんどん髪がキシキシとして汚くなっていくようで、耐えることができませんでした。
 
 

頭皮の臭いが気になりすぎる

 
やはり女子にとって、髪から放つ良い香りは大切なものです。
頭皮の臭いがしているなんてことにでもなれば、辛いと感じる人はたくさんいることでしょう。
 
普段であればとくに気にならないような臭いであっても、オフィスなどの換気が不十分な場所では、とても気になるものなのです。
 
実際に【湯シャン】を試してみた感想としては、自分では自分の臭いは気にならないようで、『自分が気にしているほどあまり頭皮の臭いは発していないのかな？』というのが正直な感想でした。
 
しかしやはり臭いは気になる存在。
そこで友人に頭の臭いを嗅いでもらったところ、頭に鼻を近づけると、ほのかに体臭のような臭いはするものの、気になるほどの強い臭いはしていないとのことでした。
 
【湯シャン】を行なったのは春先だったこともあり、まだ汗をかく時期ではなかったことでも、臭いを感じにくかったのかもしれません。
 
おそらく【湯シャン】でもきちんと洗浄が行えなければ、きっと臭いはひどくなることでしょう。
また、【湯シャン】による頭皮の臭いは、おそらく体質や季節によっても大きく左右されると思います。
頭皮の臭いが軽度であり、ほとんど他人にもわからない程度の人もいるかもしれません。
 
しかし、【湯シャン】を始めたばかりの頃は、自分が頭の臭いを放っていないかどうかが気にならないという人は、少ないのではないでしょうか？
【湯シャン】をしている時期に、他人が近づいてくるようなことにでもなれば、それだけでストレスを感じるような人も出てくるかもしれません。
 
このような面も、【湯シャン】の大きなデメリットであると言えるのではないでしょうか？
 
 

髪がまとまらないようになった

 
キシキシとキシむ感じが強く、髪の潤いを感じられない2週間。
最初の3日程度はとくにこのような感覚もなく、普段通りシャンプー＆リンスをして洗髪を終えたときと、なんら変わりのない状況だったのですが、髪の潤いが失われてからは髪がなんだか広がるばかりで、髪がまとまらないようになってしまいました。
 
もちろん髪を下ろしているなんてことが難しくなり、髪を毎日くくるようになったので、『これなら【湯シャン】をしない方が良かったのでは？』なんてついつい考えてしまうほどです。
 
実際のところ、【湯シャン】が本当に髪に良いのかどうかについては、よくわからないものだと言えます。
そこで薄毛を気にする人でこれから【湯シャン】に挑戦をしようと考えるのであれば、第一段階として肌にやさしい洗浄力のそんなに強くないシャンプーにより、普段よりも軽めに洗浄を行なうところから始めてみてはいかがでしょうか？
 
まずはそのような段階から始めていき、徐々に【湯シャン】に移行をしていくことで、無理なく【湯シャン】を行えるようになるのかもしれません。
 
いきなり【湯シャン】を始めると、その違和感と、上手に【湯シャン】を実施できないことで、【湯シャン】をしている期間は髪のダメージを増やしてしまっているように感じてしまうことも多々出てきます。
シャンプーをしていないことで、綺麗に洗わないといけないと思う気持ちの表れによるものか、お湯にて普段よりもしっかりと洗浄しすぎてしまうからなのかもしれません。
 
『【湯シャン】を行なった＝必ずしも髪に良い』
上記考えは、本当にそうだろうか？と疑問をもってしまいます。
 
【湯シャン】はあくまで、正しい方法にて頭皮環境が良い人が行った場合に、そのメリットを発揮してくれるものであると言えるのかもしれませんね。
 
皆さんも髪のケアを考えて【湯シャン】を行なうのであれば、まずは【湯シャン】を無理なく行なえる方法を見つけ、徐々に【湯シャン】に移行をしていくことから始めていかれることがおすすめです。