結局のところどうなの？シリコン入りシャンプーのメリット・デメリット
髪に良いのは、ノンシリコンシャンプーである。
このように言われる現代、ノンシリコンシャンプーの発売率も高まっています。
では、シリコンがどうして髪にあまり良くないような印象をもたれてしまっているのでしょうか？
今回は、『結局のところどうなの？シリコン入りシャンプーのメリット・デメリット』についてご紹介していきます。
シリコン入りシャンプーとは？
シリコンシャンプーは、シリコン剤を含んだシャンプーのことです。
シリコン剤はシャンプーのみだけではなく、コンディショナーにも含まれていて、たとえノンシリコンシャンプーを使用したとしても、同じシリーズのコンディショナーの多くにはシリコンが配合されていると言われています。
シャンプーの成分覧には、シリコンとは記載されておらず、別名で記載されていることが一般的です。
ノンシリコンシャンプーと記載されていない商品は、全てシリコン入りシャンプーであると言えるでしょう。
最近はシリコンが『悪』のように考えられることもありますが、必ずしも悪いものではありせん。
これが配合されているからこそ、髪を美しく見せることもできるのです。
シリコンのメリットとは？
シャンプーやコンディショナーに含まれるシリコン。
シリコンが配合されていることにより、髪を艶やかに見せてくれるというメリットがあります。
美しく見せるために、髪をコーティングしてくれるのです。
◎そもそも一度傷ついてしまった髪は、修復することが難しい。
その為、シリコン入りシャンプーにて、美しく見せるためのコーティングも重要になる。
◎シリコン配合率が高いシャンプーを使用することで、より髪を美しく見せることができる。
このように考えられることもしばしば。
決して、シリコン『悪』ではないのですね。
ちなみにシリコンにより髪がコーティングされることで、ドライヤーの熱による刺激なども軽減してくれると言われています。
シリコンの有無に関しては、シャンプーやコンディショナーを製造しているメーカーの考え方により異なるものであり、シリコンを配合することで感じるメリットも多々あるということになります。
シリコンのデメリットとは？
シリコンのデメリットは、いくつかあると言われていますが、その中でも問題視されているのは、髪が抜けやすくなるということなのだそうです。
シリコンの成分が頭皮に詰まり、髪が抜けやすい環境を作ってしまう。
このように考えられることもあるのだそうです。
更に、髪がシリコンによりコーティングされてしまうことで、内部にシャンプーなどに含まれた栄養を与えることができなくなり、髪がきしむ原因になってしまうなんて考えられることもあるのだとか。
その他、髪がコーティングされてしまうことで、毛染めの液の浸透率が低下してしまうことや、髪のうねりや癖の発生を招くことがあるなんて言われることも。
デメリット要素を考えると、シリコン入りシャンプーは、既に髪にダメージが広がっており、ノンシリコンシャンプーでは補えないほどのダメージに悩む人に、とくにおすすめしたいものであると言えます。
ちなみにシャンプー後のケアをどのように行なうかによっても、シリコン入りシャンプーとノンシリコンシャンプーを使い分けてみても良いかもしれません。
たとえば
・栄養価の高いトリートメントにて、シャンプー後にケアを行う時にはノンシリコンシャンプーを
・とくにケアを行うわけではないけれど、翌日に艶やかな髪を保持したい時には、シリコン入りシャンプーを
肌質に合わない場合は別として、特別なケアを行う時以外は、シリコンの有無についてあまり深くこだわらずとも良いと言えるかもしれませんね。
まとめ
ノンシリコンシャンプーが人気を得ていますが、シリコン入りシャンプーの方が良いと考えられるケースもあり、これらはシャンプーを製造しているメーカーの考え方によって、大きく異なるものであると考えられます。
ちなみにシリコン入りシャンプーのメリットは
・髪を艶やかに見せてくれる
・髪をコーティングして外部からのダメージを軽減してくれる
上記であると言えます。
シリコン入りシャンプーのデメリットとしては
・髪がコーティングされてしまうことにより、内部まで栄養を届けることが難しくなる
・毛染め液などの浸透率を低下させてしまう
・髪が抜けやすくなることもあるという噂がある
上記であると言えます。
シリコンのデメリットでもご紹介しました通り、シリコンについてはあまり深くこだわらずとも良いと考えることができますが、シャンプー後のケア内容などにより、シリコン入りとノンシリコンシャンプーを、使い分けることもおすすめです。
今回のコラムでもわかるように、シリコンは、必ずしも悪いものではないというわけなのですね。
