シャンプーブラシは頭皮の洗浄力に優れていて、指で洗うよりもスッキリとした壮快感を得られる人はたくさんいることでしょう。
育毛や発毛を考える人からも、このブラシへの注目度は高まっています。
薬局などでも低価格で手に入れられるため、このコラムを読む人の中にも、シャンプーブラシ購入済の人もいるのではないでしょうか?
しかし、このシャンプーブラシには、いくつかのデメリットがあります。
このブラシを使用する際は、これからご紹介する部分に気をつけ、使用をするようにしていきましょう。
頭皮を傷つけやすい
シャンプーブラシは、先端が細くなっています。
シリコンゴムでできていますが、硬めのものであるため、頭皮を傷つけやすいといったデメリットがあるのです。
とくに男性がこのブラシを使用する上で多いトラブルとしては、高い洗浄力を期待するがあまりに、ブラシを頭皮に押し付けて使用してしまうということです。
慣れないうちは、頭皮が赤くなって炎症を起こしてしまうこともあるでしょう。
あまりにも悪化してしまうと、シャンプーの刺激が肌に染みるようになってしまったり、フケが発生するようになったり、髪が抜けやすくなったりといったトラブルに繋がります。
頭皮を傷つけたように感じることがあれば、一時的にブラシの使用は避けます。
また、シャンプーブラシを使用する時は、頭皮を掻くようにして洗浄するのではなく、優しくブラシで撫でるようにして洗うようにしなければ、頭皮を傷つける可能性は高まるので注意しておきましょう。
肌トラブルを悪化させてしまう可能性がある
シャンプーブラシを使用する前に、既に肌トラブルが発生してしまっている時。
ニキビができている時や、掻き傷を作ってしまっている時などには、このブラシを使用することによりトラブルを悪化させてしまうことがあるので使用は控えることがおすすめです。
ニキビができているにも関わらず使用してしまった場合、単なる肌トラブル時よりも、かなり激しい痛みを感じることがあります。
実際に筆者もこのブラシを使用して、苦い経験をしたことがあります。
また、毛染めやパーマを行なったあとの頭皮も、薬剤によりダメージを受けた後になるので、ブラシの使用は避けた方が良いと言えるでしょう。
シャンプーブラシは、痛みや痒みを生じていない、あくまで健康な状態の頭皮にのみ使用を考えましょう。
髪がからまって上手く洗えないこともある
シャンプーブラシの使用に慣れないうちは、髪がからまって上手く洗えないと話す人が増えるようです。
このブラシに使用されているシリコンゴムは、滑りを良くしてあげなければ、髪にからまりやすい素材であると言えます。
髪が長い人の場合は、入浴前にある程度髪を解かして、ブラシへの絡まりを軽減してあげる必要があります。
ちなみに髪を解かす時は、シャンプーブラシで解かすのではなく、一般的なヘアブラシにて解かすようにしましょう。
シャンプーブラシは大きく前後して使用するのではなく、小刻みに動かして使用すると、絡まりを軽減することができると感じます。
大きく前後して洗う方が簡単に洗浄を済ませることができるのですが、トラブルを軽減するためには、頭皮を細かく洗っていくようにされることがおすすめです。
髪の洗浄は行なえない
シャンプーブラシは、頭皮や毛穴の洗浄を行うものであり、髪を洗うものではありません。
髪をこのブラシにて洗おうとすることで、ブラシへのからまりが気になるようになります。
ブラシ先端を軽く頭皮に押し当て、小刻みにブラシを動かし、頭皮を洗うことを意識して洗浄を行うようにすると、抜け毛などを軽減することができます。
ちなみに洗髪時は、主に頭皮や毛穴が8割、髪が2割程度で洗うと良いと言われています。
髪の汚れは、シャンプーを洗い流す時のお湯でも落とすことができると考えられています。
シャンプーブラシにより、ガシガシと髪を洗う必要はないと言えるでしょう。
まとめ
シャンプーブラシは、育毛や発毛を考える方にもおすすめのケア用品です。
このブラシで洗うことにより、落としにくい頭皮や毛穴の汚れをスッキリと洗えると考えられています。
しかし、このブラシを使用する上ではデメリットもあり、間違った使用方法を続けることで、髪へのダメージも増やしてしまいます。
ちなみにこのブラシのデメリットは
・頭皮を傷つけやすい
・肌トラブルを悪化させてしまう可能性がある
・髪がからまって上手く洗えないこともある
・髪の洗浄は行なえない
上記の4つであると言えます。
上手く使用すれば、育毛や発毛へも良い影響を与えてくれると考えることができますが、慣れないうちはデメリット要素が目立ってしまい、抜け毛を増やしてしまう人もいるようなので、個々のブラシの使用方法覧に記載されている情報を元に、上手く使用することを考えていきましょう。