抜け毛が気になり始めたら、まずは土台となる頭皮をチェックしなければなりません。
異変が現れると自覚できる症状が増えてきて、かゆみがあったりフケが増えたりします。
また、観察すると赤みが見られることもあり、赤みまで出てくると症状は少し深刻です。
赤みの見られる箇所は炎症を起こしており、過度なお手入れをすることでかえって負担をかけてしまう恐れもあります。
肌自体の体力を高める努力をしなければ、様々な育毛対策を行っても効果は限定的です。
しっかりとした成果を上げるためにも、やはり頭皮ケアシャンプーを利用した対策を講じる必要があります。
植物由来やアミノ酸系でケアを
頭皮のトラブルを改善するには、日頃のシャンプー方法を見直すのが一番です。
頭皮ケアシャンプーを利用してなるべく負担をかけないように気を付けることで、肌が本来持っている力が少しずつよみがえります。
頭皮ケアシャンプーの多くはアミノ酸系です。
アミノ酸メインの商品は洗浄成分までアミノ酸から作られていますので、頭皮に負担をかけることなく洗い上げることが可能です。また、植物由来の成分も肌には優しいので、石油由来の商品よりも安全でおすすめです。
ただし、植物系の商品にはアレルギーの問題もありますので、初めて使用する時には注意しなければなりません。実際に使用してみると洗浄力が弱いように感じるかもしれませんが、余分な皮脂や汚れは問題なく落とせます。余分なものを落とすだけで十分ですので、強すぎる洗浄力は必要ありません。
継続することが大事
一度自分に合う頭皮ケアシャンプーを見つけたら、長く続けるようにします。
継続することが大事であり、短い期間で次々と商品をかえるのはおすすめできません。
症状が安定するまではしばらくかかるかもしれませんが、悪化しているのでなければ様子を見ることが大切です。
ただし、明らかな悪化が見られる場合には含まれている成分が合わない可能性が高いので使用を中止します。程度によってはセルフケアだけに頼らずに医療機関を受診する必要があります。
洗い方を確認することも忘れずに
薄毛対策では、頭皮ケアシャンプー選びを徹底するだけでなく、洗い方を見直すことも忘れてはいけません。一番多いのがシャンプー液が付着したままになってしまうことであり、大きな刺激になります。
また、髪の毛ばかり洗って頭皮まで洗えていないケースもありますので、シャンプーをする時には指の腹を使って頭皮をしっかりとマッサージするように洗うのがおすすめです。